私的感想:本/映画

映画や本の感想の個人的備忘録。ネタばれあり。

「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」

2008-06-23 21:12:40 | 映画(ら・わ行)

1981年度作品。アメリカ映画。
世界中の宝を探し求める冒険家にして、考古学者のインディアナ・ジョーンズのもとに、アメリカ政府から依頼が来る。世界を我が手にできる力を持つと言われるモーゼの聖櫃を、ナチスドイツが探しているため、それを阻止してほしいとのことだった。
監督は「ジュラシック・パーク」のスティーヴン・スピルバーグ。
出演は「逃亡者」のハリソン・フォード。カレン・アレン ら。


日曜洋画劇場で見る。

冒険活劇第一作目は波乱万丈だ。
冒頭からしてつくりが上手い。迷宮内にある宝を奪うために仕掛けられた罠の数々は遊園地のアトラクションや、ゲームのようで非常によくできている。有名な巨石が転がるシーンといい、さすがスピルバーグ、ともかく見せ方が優れている。
ほかに挿入されたアクションシーンも、どれもが水準以上である。

だが、アクションの良さはともかく、それ以外で良いところはこの映画にはない。
物語自体は盛り上がるようにつくられているものの、大して興味をかきたてられず、インディや主要キャラに惹かれるものは見出せない。
もちろんその単純明快さと潔さがインディ・ジョーンズシリーズの長所とも言える。しかし、映画はプロットと思っている僕としては、トータル的に見て評価できそうになかった。

一言でまとめてしまえば、僕の趣味ではない。それだけの話である。

評価:★★(満点は★★★★★)


そのほかのインディ・ジョーンズシリーズ感想
 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」

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